2009年6月アーカイブ

デジタルサイネージジャパン2009
日時:2009年6月10日(水)~12日(金)
場所:幕張メッセ/展示ホールpa

会社から行って来いとお達しがあったので、最終日の12日に行ってきました。デジタルサイネージジャパン。
デジタルサイネージにかなり興味があったので、ここぞとばかり楽しんできました。

デジタルサイネージというのは

表示と通信にデジタル技術を活用して平面ディスプレイやプロジェクタなどによって映像や情報を表示する広告媒体である。(Wikipedia)

だそうで、ターゲットによって広告を使い分けたり、インタラクティブに情報を見せたりすることができるようになるわけです。

海外ではデジタルサイネージが進んでいるらしく、先月カナダへ行った時も、街中や地下鉄の駅にありました。
日本でもこれから市場に入ってくるだろうとされています。
(たしかに、最近五反田駅へ行ったとき、大型タッチパネル+FeliCaの広告媒体があった。)

今回のイベントは、デジタルサイネージの普及と、ビジネスの活性化を目的に、各メーカーが開発しているデジタルサイネージの展示や、セミナーが行われていました。


 

ボールとボールを線で結んで、ノードっぽく

つい先日ACROBAT.COMが有料になるニュースが流れていたが、ACROBAT.COMが何なのかあんまり知らなかったのでスルーしてた。
が、COLDFUSIONのシートを見て、けっこう便利かもと思えてきた。

有料になる前に使ってみよ。

コンピュータビジョン・拡張現実感に関する普通じゃない勉強会2.0
日時:2009.06.20
場所:明治大学・生田キャンパス

朝ゆっくりしすぎた&明治大学キャンパス内を迷いに迷った為、
スペシャルトークセッションに間に合わなかった…。
というわけでテーマセッションから参加。

テーマセッション

WIMPAR : 実世界でGUIを使いたい(aimino)

実世界に対してコピーアンドペーストやカットなど、GUIを使うというおもしろい試み。
以前、webカメラに移ったソニービルに、スポイトツールで色をつけると、実物のソニービルのライトアップ色が変わるというイベントがあったが、ああいうのに使えそう。

SR : 二次元に入ってみた(chakki)

 全手動マリオ作った人だった。これで遊んでいたら、ほんとに2次元に入った気分に浸れそう。

AR : 全周囲裸眼立体ディスプレイを用いた2Dループゲームの提案(吉田 匠)

 360度取り囲まれたディスプレイで、ゲームをやってみる試み。
貫通ビームが一周して自機に当たるのは笑えた。

PR : 拡張現実戦争 - 見えざる星の海、東京へ(akio0911)

 ハッカーズカフェの人。
MAKE JAPANで聞けなかった拡張現実戦争の話が聞けた。
この日も怪しい格好だった。

JR : モバイルデバイスを空間にしてしまおう(niryuu)

 電車の中でおっさんが器用に新聞を小さく折り畳みながら読んでるのを見て発明された、両面ディスプレイ。
どんな使い道があるのか、今後の発展が楽しみ。

XR : AR Cooking 素材の組み合わせは∞(無限大)?(大江貴志)

複数のカードを組み合わせてひとつのマーカーとし、オブジェクトを表示する作品の紹介。
ARが広まるためには、楽しさを広める必要があるという。
たしかに、ARをやったことが無い人には、楽しさが伝わりにくい技術かも。

πR : 盛り上がるディスプレイ「PhotoelasticTouch」(佐藤俊樹, 福地健太郎)

 ゼラチン質なものをディスプレイに貼り付け、あたかもディスプレイに移っているものが盛り上がっているかのように見せる方法。
3分クッキング調でおもしろかった。

AVR : ARを用いた身体感覚改造レッスン- いつか出会う「あっち」の世界の嫁のために-(津坂真有)

 2次元の娘を嫁にするためには、センサーを感覚に変換するための修行が必要だ!終わり!
…え?!
な感じですた。マトリックスで、流れる文字列を見て脳内で映像化できる人がいたが、あんな感じか。
そういえば、知り合いの知り合いに、FAXが届くときのピーガラガラガラって音で大体の内容がわかるって人がいたなぁ。

∀R : 生と死を越えるリアリティ(宮下芳明)

 音もれから音楽を共有するシステムと、亡くなったおばあちゃんの話。
全知全能のGoogleをもってしても亡くなったおばあちゃんに会えなかった。
亡くなった人に会えるくらい現実を拡張していきたいと語った。

テクニカルセッション

SpaceNavigatorをGLUTに(まお)

 世界一の入力デバイスコレクター。
SpaceNavigatorというデバイスをWindowsに対応させていた。

多数のセンサ、クリエーターと技術者を結ぶオープンソースプロジェクトKAKEHASHI(ksasao)

  エンジニアがARをつくると初音ミクだらけになってしまうので、クリエイターを巻き込む必要がある!
KAKEHASHIを使うと、GAINERやFUNNELのようにいろいろなデバイスを簡単に使うことができる。
だがGAINERやFUNNELのように、特定のI/Oでなくても実現できる。
 

touchBox: マルチタッチできる箱を作ってみた(arc@dmz)

 完成してなかったけど、プロジェクタやパソコンなど寄せ集めでマルチタッチを作っていた。

OpenCVをさらに簡単にするライブラリ 車輪の再発明に終止符なるか(橋本 直)

プロジェクターとカメラを組み合わせたプロカムが簡単にできる。
メディア芸術祭とかでもよく取り上げられる技術やし、デジタルサイネージにも使えるかも。

Flashコンテンツをゲームプラットフォームへ展開する技術、ビジネス
日時:2009.06.18 18:00~21:00
場所:ゲートシティ大崎 ゲートシティホール

仕事の為、後半の「 (株)ホームメディアによる実事例紹介」から参加。
事例や苦労話と共に、ワークフローも教えてくれた。

ここまでは夢のある話でよかったが、この後の質疑応答で一変する。

ゲーム業界という敷居の高さを感じた。
そりゃあ、作ったからといって、すぐに販売できるとは思っていなかったが…。
とにかく個人や、ゲーム業界にない会社が、簡単に入っていけるところではないらしい。
ゲーム業界の会社に転職しなさいという。
ゲーム作りを中心に考えている人はいいが、webコンテンツ作りが中心でゲームプラットフォームは一つの手段に過ぎないと考えている人には厳しいな。

ゲームの企画とか、モックアップとか、もしくはアニメーションのみを制作して、ゲーム会社に納品するという役割分担が妥当なところか。

まぁ、ゲームプラットフォームだからといって、必ずしもゲームを作らなきゃいけないということはないだろうけど。
たとえばゲーム雑誌の付録につくようなディスクに入るインタラクティブコンテンツとか。

なにかいいビジネス展開はないものか...。

Flying Tokyo
日時:09.06.18 21:30~23:30
場所:ゴタンダソニック
 


サリュチェフ火山噴火
の為、Zachary氏は来日できなかったのですが、ビデオレターとSkypeで挨拶。 また来週09/06/18の同じ時間、同じ場所で話が聞けるそう。

Jussi氏は、主に作品紹介。

仮想と現実を交わらせることをコンセプトにしているとのこと。

こういったフィジカルコンピューティングは、やはり商業としてよりも、アートの面が強いなぁ。
お金もかかるし、客を説得するのも大変そうだった。
もっと身近に感じられるフィジカルコンピューティングはないものか。
 

お互いの引力で加速する

運動量を持ったボールの衝突

プログラマーさんたちがソースコードを公開するときによく使われているアレです。
いまさらながら入れてみました。
各言語のシンタックスに沿って、わかりやすく色を付けてくれます。

↓Actionscript3.0への適応例

package {
	import flash.display.Sprite;
	/**
	 * Main
	 * メインクラス.
	 */
	public class Main extends Sprite {
		public var ball:Sprite;
		/**
		 * コンストラクタ.
		 */
		public function Main() {
			init();
		}
		/**
		 * 初期化.
		 */
		private function init():void {
			ball.x = 100
		}
		
	}
}

下記サイトからダウンロード
http://alexgorbatchev.com/wiki/SyntaxHighlighter:Download

ダウンロードしたzipを解凍して、scriptsフォルダとstylesフォルダを自分のサイトに入れて、ページの<head></head>の中に、下の内容を記述すればインストール完了

<script type="text/javascript" src="scripts/shCore.js"></script>
<script type="text/javascript" src="scripts/shAS3.js"></script>
<script type="text/javascript" src="scripts/shBrushBash.js"></script>
<script type="text/javascript" src="scripts/shBrushCss.js"></script>
<script type="text/javascript" src="scripts/shBrushDiff.js"></script>
<script type="text/javascript" src="scripts/shBrushJava.js"></script>
<script type="text/javascript" src="scripts/shBrushJScript.js"></script>
<script type="text/javascript" src="scripts/shBrushPhp.js"></script>
<script type="text/javascript" src="scripts/shBrushSql.js"></script>
<script type="text/javascript" src="scripts/shBrushVb.js"></script>
<script type="text/javascript" src="scripts/shBrushXml.js"></script>
<link type="text/css" rel="stylesheet" href="styles/shCore.css"/>
<link type="text/css" rel="stylesheet" href="styles/shThemeDefault.css"/>

<script type="text/javascript">
SyntaxHighlighter.config.clipboardSwf = 'scripts/clipboard.swf';
SyntaxHighlighter.all();

</script>

※読み込みたい言語の分だけjsを読み込む

あとは表示させたいソースを<pre class="brush: as3;"></pre>で囲めばいいだけ。
as3の部分を変えることで、シンタックスを変えることができる。

ラインの上をボールがはねていく。
大学の頃習った回転行列はこういうところで便利になるんだなぁとしみじみ。

ボールを小さくして、数を増やしてみた

ボールどうしが柔らかく反射する

ボールそれぞれがバネの動きをして引っ張り合う

このごろよく「タンブラー」を始めたと聞くことがあった。
エコ…?と思いきや、どうやらスタバにあるタンブラーじゃないらしい。

Tumblr
http://www.tumblr.com/

初めて間もないのでよくわからないが、Tumblrは書き込みが異様に簡単にできる。
テキスト入力だけでなく、他サイトの引用や、映像、音声など、いろいろなものを投稿できる。
今、自分が利用しているのは他サイトの引用。

Kazy.jp MEMO
http://kazygumi.tumblr.com/

面白い文面を見つけたら、ドラッグで選択して、bookmarkletで投稿するだけ。
ネットサーフィン中のメモに最適。

黒丸を動かすと、中央のボールが引っ張られる

昨日あたりからweb制作者界隈でNENPYOが流行りだしたので、自分も書いてみた。

NENPYO
http://nenpyo.org/kazy

プロフィール代わりにいいね。

同じ動きをするボールを2つぶらさげた

マウスに向かってスプリングの動きをする。ボールの座標を下げることでぶら下がっているように見せる。

マウスに向かってイーズイン

ドラッグ中は加速イベントを停止。ドロップした時に、直前の位置から加速方向を決定。

ドラッグできるボール

ボールが壁にあたるとはね返る

ランダムな加速度で上へ跳ね上がるボール。下に落ちると、また初期位置へ戻り跳ね上がる。

スマートフォン専用ブラウザ「skyfire」の正式版がリリースされたので、さっそくAdvanced/W-ZERO3[es]にインストールしてみた。

http://www.skyfire.com/

通常通りインストールし、[プログラム]からskyfireを立ち上げると

ファイル skyfireを開けません
信頼性のある証明書で署名されていないか、コンポーネントの一つがみつかりません、問題が解決しない場合は、このファイルをインストールし直すか、復元してください

とエラーが出て起動できない。
起動にはphone.dllが必要なので、下記サイトからダミーのphone.dllをダウンロードし、skyfireのフォルダに入れると起動できるようになる。

http://w03holic.seesaa.net/article/85072429.html

通常のブラウザと違うところは、レンダリングをサーバーサイドで行っているところ。
その為、AJAXや最新のFLASH Playerを使ったサイトも問題なく表示できる。
毎回サーバーと画像をやりとりしているようなものなので、動作はかなり重いと思いきや、映像などもそれなりに見れる。

ニコニコ動画も見れました

20090604003118.jpg

ボールがステージ外へ出たら削除。ボールがすべてステージ外へ出たら、イベントも削除。

← →キーを押すと、その方向にボールが加速

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