『コンピュータビジョン・拡張現実感に関する普通じゃない勉強会2.0』に行ってきた

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コンピュータビジョン・拡張現実感に関する普通じゃない勉強会2.0
日時:2009.06.20
場所:明治大学・生田キャンパス

朝ゆっくりしすぎた&明治大学キャンパス内を迷いに迷った為、
スペシャルトークセッションに間に合わなかった…。
というわけでテーマセッションから参加。

テーマセッション

WIMPAR : 実世界でGUIを使いたい(aimino)

実世界に対してコピーアンドペーストやカットなど、GUIを使うというおもしろい試み。
以前、webカメラに移ったソニービルに、スポイトツールで色をつけると、実物のソニービルのライトアップ色が変わるというイベントがあったが、ああいうのに使えそう。

SR : 二次元に入ってみた(chakki)

 全手動マリオ作った人だった。これで遊んでいたら、ほんとに2次元に入った気分に浸れそう。

AR : 全周囲裸眼立体ディスプレイを用いた2Dループゲームの提案(吉田 匠)

 360度取り囲まれたディスプレイで、ゲームをやってみる試み。
貫通ビームが一周して自機に当たるのは笑えた。

PR : 拡張現実戦争 - 見えざる星の海、東京へ(akio0911)

 ハッカーズカフェの人。
MAKE JAPANで聞けなかった拡張現実戦争の話が聞けた。
この日も怪しい格好だった。

JR : モバイルデバイスを空間にしてしまおう(niryuu)

 電車の中でおっさんが器用に新聞を小さく折り畳みながら読んでるのを見て発明された、両面ディスプレイ。
どんな使い道があるのか、今後の発展が楽しみ。

XR : AR Cooking 素材の組み合わせは∞(無限大)?(大江貴志)

複数のカードを組み合わせてひとつのマーカーとし、オブジェクトを表示する作品の紹介。
ARが広まるためには、楽しさを広める必要があるという。
たしかに、ARをやったことが無い人には、楽しさが伝わりにくい技術かも。

πR : 盛り上がるディスプレイ「PhotoelasticTouch」(佐藤俊樹, 福地健太郎)

 ゼラチン質なものをディスプレイに貼り付け、あたかもディスプレイに移っているものが盛り上がっているかのように見せる方法。
3分クッキング調でおもしろかった。

AVR : ARを用いた身体感覚改造レッスン- いつか出会う「あっち」の世界の嫁のために-(津坂真有)

 2次元の娘を嫁にするためには、センサーを感覚に変換するための修行が必要だ!終わり!
…え?!
な感じですた。マトリックスで、流れる文字列を見て脳内で映像化できる人がいたが、あんな感じか。
そういえば、知り合いの知り合いに、FAXが届くときのピーガラガラガラって音で大体の内容がわかるって人がいたなぁ。

∀R : 生と死を越えるリアリティ(宮下芳明)

 音もれから音楽を共有するシステムと、亡くなったおばあちゃんの話。
全知全能のGoogleをもってしても亡くなったおばあちゃんに会えなかった。
亡くなった人に会えるくらい現実を拡張していきたいと語った。

テクニカルセッション

SpaceNavigatorをGLUTに(まお)

 世界一の入力デバイスコレクター。
SpaceNavigatorというデバイスをWindowsに対応させていた。

多数のセンサ、クリエーターと技術者を結ぶオープンソースプロジェクトKAKEHASHI(ksasao)

  エンジニアがARをつくると初音ミクだらけになってしまうので、クリエイターを巻き込む必要がある!
KAKEHASHIを使うと、GAINERやFUNNELのようにいろいろなデバイスを簡単に使うことができる。
だがGAINERやFUNNELのように、特定のI/Oでなくても実現できる。
 

touchBox: マルチタッチできる箱を作ってみた(arc@dmz)

 完成してなかったけど、プロジェクタやパソコンなど寄せ集めでマルチタッチを作っていた。

OpenCVをさらに簡単にするライブラリ 車輪の再発明に終止符なるか(橋本 直)

プロジェクターとカメラを組み合わせたプロカムが簡単にできる。
メディア芸術祭とかでもよく取り上げられる技術やし、デジタルサイネージにも使えるかも。

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このページは、kazyが2009年6月21日 23:04に書いたブログ記事です。

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